Social Security Number

ソーシャルセキュリティカードの手続きをしにお役所に行きました。ソーシャルセキュリティカードというと、何かアメリカに住んでいるんだなぁと実感が湧きます。ソーシャルセキュリティカードとは、アメリカの社会保障登録者番号で、戸籍制度のないアメリカでは、重要なIDとしての役割も果たしています。このカードがあれば、運転免許を取得できたり、銀行口座を開けたり、クレジットカードを作ったりできるのです。

一足早くカードを持っているだんなさん曰く、お役所の人達は、相当やる気がなくて愛想がないから覚悟したほうがいいよ、と。ドキドキしながら、恐る恐る扉を開くと、いきなり、拳銃を腰にぶら下げた、ボビーオロゴン似のごっつい黒人のガードマンにじろっと睨まれて立ちすくんでしまいました。でも、すぐににっこり笑って、何を言っているか分からなかったけど、冗談を言ってきて整理券を渡してくれました。外見とは裏腹にすごく優しい人でした。よく見てみたら、目もまん丸でクリクリでかわいらしい。でも、息子は、よほど怖かったのか、私の脚にしがみついて離れようとはしませんでした。ボビーオロゴンも、あんな変な日本語を話さなかったら、やっぱり見かけは怖い…。

で、肝心の手続きをしてくれたお役所の人は、相当の赤ちゃん好きなのか、私が子連れと分かった途端、Oh, baby...って、子供にうっとり。息子の質問ばかりしたり、赤ちゃん言葉で息子に話しかけたりしていたら、手続きが終わっていました。違う意味でやる気がないよなぁ。とりあえず、手続きが完了です。カードは、2週間以内に自宅に郵送されるそうです。カードが届いたら、次は、一番の難関、免許取得です。