駐在者おくさま達のアート

kukai01112008-05-21

今日は、だんなさんの上司の奥様の家に、お邪魔しました。アメリカには10年近くいて、ドイツでの駐在経験もあって、英語もドイツ語も堪能な奥様。しかも、料理もとってもお上手。だんなさんの上司にあたるご主人はおえらい方なのに、全く偉ぶった感じは全然なくて、性格も、大らかでサバサバしていて、素敵な奥様でした。

奥様にカリフォルニアロールの作り方を教えて頂き、ランチに、一緒に作ったカリフォルニアロールと水菜・きのこの和え物とトマト・モッツレラチーズサラダを頂きました。デザートには、手作りのフルーツロールケーキに舌鼓。この三ヶ月間、何軒か駐在者の奥様の家にお邪魔していますが、何で、皆さん、料理が上手いんだろう。いつも料理の名前が分からない、食べた事のない料理が出てきて、お上品な味で、食器もヨーロッパ製のもので高そうで、おもてなしの仕方に感動します。お話も、聞き上手で、話し上手で、会話が上手いし。今日、頂いた料理の作り方を教えてもらいました。バルサミコ酢やワインビネガーやゆずこしょうやバジル等を使うらしいですが、我が台所にはありません。買っても、これから使うかなぁ・・・。同じ駐在者でも全然違うのは何でだろう。

駐在者の奥様の家にお邪魔して、毎回思う事。それは、みんなが、何か、アートクラフトをしていること。今日の奥様は、ハワイアンキルト、編み物、蝋纈(ろうけつ)染め、フラワーアレンジメントをしていました。本当に、こっちは、数え切れないぐらい、アートクラフトができる教室があります。しかも、日本人が経営している民間の教室もあれば、日本人が個人で教えている所もあって、殆どの習い事を網羅しています。その他、ペイント、絵画、手芸、パッチワーク、シャドーボックス(デコパージュ)、セラミックドール、リボンクラフト(リボンでコサージュとか作る)、エッグアート(本物の卵の殻に装飾を施すクラフト)、陶芸・・・とにかく数え切れません。お邪魔する家は、あちらこちらに作品がおしゃれに飾られています。それがまた、アメリカ調のデザインの、大きくて、明るい家に、きれいに映えます。作品展示用の大きなガラス棚がおいてあったり。しかし、みんな、ほんと、器用だなと感心します。結構、極めています。一部の人は、資格をとって、先生として教えている人も。

作品を見ると素敵で、自分で何かを作るっていいなぁと思うけど、民間でも個人でも、どのアートクラフトは、子連れはお断り。教室は、あくまでも、分からない事を教えてくれる場所であって、基本は、家で、コツコツと作業する事。ゆっくり本を読んだり、撮りダメしている日本のドラマ(天海祐希ドラマとキムタクドラマ・・・)さえ見れていないのに、アートなんてねぇ。

でも、所詮、細々したことが苦手な大雑把な私には無理なのかなぁ。すぐ飽きるよなぁ。今は、何かを学びたいなら、アートクラフトは優先順位は低いはず。でも、子供が大きくなって、歳をとったら、趣味として、何か自分の手でものづくりをしたいなぁ。

写真は、私が作ったカリフォルニアロールと、近くの公園でCOOKIEと摘んだシロツメクサ 。一輪挿しはCOOKIEのじいじ作。