切ない気持ち

[,left]同じ会社の奥さん友達のお義母様が日本から遊びにいらっしゃっていました。お義母様は、元イタリア在住歴もあって、今は日本で料理教室の先生をされている方。去年の11月にこちらにいらっしゃった時も、イタリア料理教室を開催してくださって、今回もお誘い頂きました(11月05日の日記)。今回の料理も本格的でおいしすぎ。またまた雑談と食べる専門になってしまいましたが…。そのお義母様が、COOKIEとCATYを大層かわいがってくれて、料理より印象的だったのがお義母様のお言葉。お義母様は二人の息子さんを育てられたのですが、子供が小さい時は、毎日が必死で精一杯で、子供(特に上の子供)に八つ当たりや怒ってばかりいたそうです。今はそれを後悔されているみたいで、COOKIEやCATYみたいな小さな子供を見る度に、子供達に対して申し訳なくなると同時に切ない気持ちでいっぱいになるとおっしゃっていました。切ないという言葉に何かぐっときてしまいました。私には余裕綽綽で完璧にみえるお義母様のような方でも、昔は毎日がいっぱいいっぱいだったんだなぁ。怒ってばかりいたのに、息子達が素直にいい子に育ってくれて本当に良かったとおっしゃっていました。それは、事後でも結果論にしても、自分の子育てを振り返って、素直に語ったり反省できて、せつない気持ちになれるお母様に育てられたからだと思う。私もそういう母親になりたいし、自分の孫や孫同様の子供達を見た時に切ない気持ちを抱いたり後悔しないように今を生きようと思った、料理教室でした。