児童館

夕方に近所の児童館に遊びに行った。学童保育の子供達もいて、その中に、養護学校の高校3年生のお兄ちゃんがいた。一人でぐるぐる館内をスキップしたり飛んだりする自閉症のお兄ちゃん。初めは不思議そうに見ていた我が子供達も、お兄ちゃんの後を楽しそうについて走り出す。いつの間にか鬼ごっこに。お兄ちゃんも子供のように無邪気に、子供達も本当にすんごく楽しそうでケラケラ笑っていた。疲れて休憩している時、子供達が、お兄ちゃんのひざの上にちょこんと座わってギュッとハグ。今度は男の子は不思議そうに、子供達を眺め、恐る恐る子供達の頭をなでなでした。児童館の先生に、お兄ちゃんがこんなに笑っている顔を見たのは初めてだって驚いていた。会話は全くなかったけど、すんごく楽しそうだった。見えないけど子供の力ってすごい。いろんな別れを経てきたけど、また新たな出会いがあって楽しい。