頼もしい兄

通園して、今日で4日目。相変わらず、朝の登園時、近所に鳴り響いて、近所のお友達が何事かと扉を開けて外を覗きこむほど、娘は大号泣しています。でも、バスの中では、落ち着いて、体をめいいっぱい使うのが大好きな娘は、朝の外遊びでは楽しそうにしているそうですが…。予想を裏切らない我が子ですが、一つだけ裏切られたことが。それは、兄がとっても頼もしかったこと。初日も、CATYは教室も上履き入れも分からないから、一緒に行ってあげて教えてね、と再三お願いしたのに、のほほんとした息子は、うーん、分からない、だって、○※△□☓…って相変わらずよく分からない答えが…。申し訳ないけど、あまり期待していなかったけど、朝、バスを下車して、教室に向かう二人を見かけたママ友達から、ある証言を聞き、びっくり。お兄ちゃんが、妹の手をつなぎながら、妹のペースでゆっくり歩いてあげて、教室まで連れて行ってあげていたよ!と。それを聞いて、私は胸がいっぱいになりました。

3月まで、幼稚園イヤだー、一緒に教室について行って、外遊びも付き合わないといけなかった息子が、今は、愚痴も涙ひとつこぼさず、バスに乗り、妹をちゃんとフォローしてくれています。新しい先生、新しいお友達に慣れないこともあるだろうし、幼稚園に行き始めて、妹の私に対する占有率も高くなり、私べったりで、なかなか息子をかまってあげられていない。一人である程度のことも殆どできるし、一人で遊べるし、本当に手間がかからなくなった。でも、いろいろ我慢させているところもあるだろうなと思う。

けど、息子に頼れるほど、息子の成長を頼もしく思う。歳が近いので、小さい時は大変だったけど、歳が近いなりに二人で仲良く助けあっていけそうで良かった。これが兄弟の良さなのかな。自分の子供を通して思うのは、しかし、私は妹の面倒をちゃんと見たのだろうか。ケンカばかりして、何一つ姉らしいことはしていないんじゃないかと今更ながら反省。