子供の本音

新年の挨拶もせず、1月下旬になってしまいました。去年の暮れから、仕事を辞めたりして、いろいろあって、書きたいこともあったり、新年はお正月旅行や帰省でスタートして、息子の誕生日等、いろいろあったり、イベント盛りだくさんで、写真をアップしたいのですが、なかなか手付かずで…後日、徐々にアップします。

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その前に、今日、子供達の言葉で成長を感じたなぁと思ったこと。忘れずに書き留めておこう。こうやって自分の気持ちを自ら伝えられるようになったんだなぁとちょっと感動した。

まず、娘。朝、幼稚園まで子供達を自転車に乗せて登園中。お友達のお母さんが仕事をしている話になり、私が、『お母ちゃんも前まで仕事をしていたね』って話をしたら、娘が『しってる、○○(名前)、とってもさびしかったんだもん。だってママのこと、大好きだから…』。な、な、なんだ、この胸キュンワードは。しかも、恥じらいもなくさらっと、こんな言葉が言えるなんて。女子って怖い!すごい!

これが本心なのか意図的に計算的に言った言葉なのか分からないけど、好きって言われて、嬉しくない訳はない。言われなくても分かっていること、言わなくても分かっているだろうと思うことでも、言葉にするのとしないのでは違うもんだね。

こんな素直に自分の言葉を伝えられたら、人生楽だろうなぁ。大人になると、なかなかこうもいかないよねぇ。

しかし、仕事しているのが寂しいとい言われると、働きたい母としては辛い。こんなこと言ってくれる短い間、子供と一緒にいる時間も大切にしたいけど、やっぱり働きたいな。

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で、日頃、自分の気持ちを言葉にすることが殆どない息子。今日、お風呂に入っていたら、息子がポツリ。○○くんとおともだちやめた…と。どうしたの?と聞くと、『ドッチボールで○○(自分の名前)がボールをとって投げようとしたら、○○(友達の名前)がとって、投げちゃった…(説明がちょっと曖昧で。私の解釈も含。)』『それで、○○(自分の名前)、泣いちゃったんだ』『だから、○○(友達の名前)のことゆるさない。いっしょにヒップホップも行かない。ともだちじゃない。』って。

いろんな育児書読んで、根堀葉掘聞いたり、事を大きくするのはよくなくて、子供が言った言葉をオウム返しして、聞いてあげて、辛かったことをダイスキな親に共有してもらうだけで、子供は満足するもんだと書いてあったのを思い出して、おせっかいな母な私はいろいろ聞きたい気持ちをぐっとこらえて、『ドッチボールでボールをとられてつらかったね。泣いちゃったんだね。辛かったね。頑張ったね。』ってハグしてあげたら、ちょっとすっきりした感じだった。

驚いたのが、平和主義で誰々が嫌いとか言わないし、交友関係には受け身で疎い彼が、おともだちやめたとかきらいとか言ったこと。娘みたいに素直に(ある意味、ベラベラと)自分の気持ちを口にしない男子が、こうやってポツリと言葉を口にしたこと。息子なりに、毎日いろいろ感じて、ガンバッテいるんだなぁ。息子が辛い思いをしたということを思うと心が苦しいけど、これからもっと辛くて大変なことがあるはずだ。そういう時、聞いてあげて、受け止めて、一緒に乗り越えられたらなぁ。

たまにでもいいから、こうやって子供が本音を口に出せる環境や雰囲気がある家庭を作れたなぁと思った日でした。