家庭教師

8ヶ月英語を教えていた高校1年生のNちゃんが、とうとうオーストラリアに一年留学に旅たつ時に。初めて会った時は色が白くてスタイルが良くてかわいい現役女子高生に、おばちゃん私はドキドキしましたが、見かけによらず、肝がすわっていて、しっかりしていて、さばさばしたイマドキの男の子より男前な女子高生。英語が好きで、将来も海外か英語を使った仕事をしたいという大きなビジョンを持っている子。私なんて、親に甘え、自立もできず、折角貴重な経験をして、異国にいるのに、その環境を最大限に活かすことなく、のほほんと生きていたなぁ。夢なんて何も持っていなかった。将来なりたいものなんて何もなかった。現地校もそんな楽しくなかった。

自分の子供達ももちろんそうだけど、今、考えると、高校生でも無限の可能性があって、若いっていいなぁと思う。眩しいね。自分の子供達にもやりたいことがあれば、応援してあげたいし、サポートしてあげたいと思う。若いうちから広い世界を見るということは本当にいいことだ。何かお別れの時は、我が子を見送る気分になったけど、一年、遠い日本から応援したいと思う。そして、英語を教えることが楽しいなということが分かっただけでも大きな収穫だ。日本の中高の分かりにくかかれた教科書英語を教えて分かってもらえる快感はいいもんだ。