精霊流し

長崎の精霊流しをしてきました。

精霊流しとは、長崎市を始め、長崎県内各地でお盆に行われる伝統行事である。初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて、「流し場」と呼ばれる終着点まで運ぶ。毎年8月15日の夕刻から開催され、爆竹の破裂音・鉦の音・掛け声が交錯する喧騒の中で行われる。流し場までの道行で鳴らされる爆竹は、中国が起源であるなら「魔除け」の意味であり、精霊船が通る道を清めるためとされる。精霊船は山車(だし)を連想させる華美なものであり、見物客が集まる。「祭り」と誤解されることもあるが、あくまでも故人を追悼する仏教の行事である。(Wikipediaから)

いやー、見物したことはあったけど、まさか自分が経験するとは。日本でも、地方によって、初盆の迎え方がここまで違うとは、ある意味、カルチャーショック。とんかく爆竹の音が半端ない。爆竹購入量もすごいし。爆竹なんて、今まで買ったことないし。かなり衝撃的な経験でした。子供達、頑張って、練り歩きました。子供達の衣装が、またかわいかった!

考えてみたら、今まで初盆らしいことをしたことがない。鹿児島のおじいちゃんと、静岡のおばあちゃんが亡くなった後の初盆は何をしたのだろう。墓参りをしただけなのかな。親戚一同が会して食事をしたのだろうか。全く記憶にない。

私が死んだ時は、子供には負担をかけたくないから、葬式も簡単に家族だけでいいし、お墓もいらないし、簡素化してほしいと思ったけど、こうやって、孫やひ孫に弔ってもらって、さずかし、天国のおばあちゃんは嬉しいだろうなぁ。私も、一年に一回だけのお盆だけでも、どんな形でも、思い出してもらったり、供養してもらえたら、嬉しいな。