お泊りキャンプ



ママ達で作ったミサンガを、ちょっと過酷なお泊りに出かけた娘にお守りとしてプレゼントしました。登山やら、入り口から出口が見えない長い真っ暗な洞窟を懐中電灯なしで一人で抜けるやら、、、勇気だめし的キャンプ。いや、どうなるかと思ったけど、何とか無事帰ってきました。ほんと真っ暗で、くねくねした、頭をぶつけながら、手探りで抜けるような洞窟トンネルを、4歳児が一人で懐中電灯なしで、走り抜けたんだよ。あっぱれとしか言いようがない。

娘の保育園は、手づくり、本物、生の実体験に本当にこだわっていて、基本、何でも手づくり。頑張った賞も、どこか100円ショップで買えばいいじゃんと内心思ったけど、それも、もちろん手づくり。ミサンガと半ズボンを頑張ってママ達で作りました。

ちょうど仕事も忙しい時期で、心の底で、ほんとめんどくさいっ!!!!!ってイライラしながら、心穏やかではなくて、それに加えて、保育園やママ達のあまりの情熱や熱心さに慣れない事や温度差もあって、ストレスがかなりたまっていたのは事実。ママ付き合いは、息子の幼稚園でも面倒なことはあったし、今の小学校でもいろいろあるので、この保育園に限ったことでもなく、とにかくいろんな人達がいると割り切るしかないのだが。子供が絡む人間関係は本当に面倒だ。

それはおいといて、娘の保育園は特殊で、そりゃ、やらないママ達もいるけど、やっているママ達は、フルで働いていたり、だんなの協力を得られない人もいたり、子供が3人4人いる人もいる訳で。そんな人が頑張っているのに、ブツブツ言いながら、どうせやることが同じなら、楽しんで前向きにやるしかないなぁと思って実際やってみたら、結構楽しかったりもすることがある。娘が、暗い暗いトンネルの中をどういう思いで行くのだろうと考えたら、切なくなって、涙が出てきた。とにかく頑張ってね!っていう思いを込めながら、作った。やってみないと分からないもんだ。

それに、保育園の先生達は本当に子供達のことをよく見てくれていて、対応してくれている。プロ。少なくとも実の親よりも子供のことを見てくれているのでは。ただ単に優しいだけでなく、時には親以上に叱り、子供の声に、どれだけの時間がかかっても、長い時間かけて、耳を傾けている。今だけでの子供を見ているのではなくて、子供の将来のことまで考えてくれている気がする。普通の幼稚園に行っていた頃より、体力的にも精神的にも本当に厳しいけど、とっても濃厚で凝縮された日々を送っている気がする。一番感性豊かで、いろんなことを吸収し、脳と心が発達する時期に、一日の大半を過ごす環境で、いろんな経験をさせてもらって、本当に恵まれた環境だと思う。

そんな訳で、残り一年半の保育生活、またいろいろ大変そうだけど、娘の成長も楽しみの一つなので、頑張ろっかな。