紙がものを言う社会、、、でもそれってどうなの?

住む物件で悩んでいるさなかだが、一つ問題が。

先日、物件を紹介してくれた不動産屋曰く、「カンパニーギャランティーレター」というものが契約の際に必要になるので準備して欲しい」とのこと。なので、今日、担当部署にそのレターを出してくださいとお願いしたら、「契約書(サイン未)のコピーをもらってからでないと出せない」とのこと。

そもそもカンパニーギャランティーレターって何かっていうと、会社が私の身分とか収入とかを保証してくれる文書のことです。渡米してすぐで、ソーシャルセキュリティカードも、免許証も、何も無い(家も無いから住所も無い!)私がいきなり「お宅のアパートをお借りしたいのだけど」と言ったって、向こう様からしてみれば「あんた何様だよ」って。あなたがアパートを持っていて、どこの馬の骨だかわかんない、身分証明をパスポートしか持っていない外国人が「部屋を貸してくれ」って言ってきても、ちょっと躊躇しますよね。

とはいえ、会社の言うこともわかんなくはない。契約書も何も無い中でそんな文書をほいほい発行していたら、何に使われるかわからない。私には思いつかないけど、悪用されると困りますよね、会社も。

というわけで、不動産屋と会社と、どちらの言い分もよくわかるんだけど、このままじゃいつまで経っても家に住めないなぁ。

そういえば、こちらに出社してすぐのオリエンテーションで、いろんな誓約書やら契約書やら10枚以上にサインした気がするなぁ、、、慣れないサインをしたから、たくさんサインしたように思い込んでいるかもしれませんけど。あんなサインで効力が発生するという不思議なお国柄です。サインなんていくらでも真似できそうだし、私なんかは、たぶんその一連の10枚以上のサインの中で、最初のサインと最後のサインは全然違うし。こんなので大丈夫なの?

[教訓]渡米する前には、サインの練習をきっちりやっておくこと。