クラッシュHDDのその後 (1)

2日にクラッシュしたHDDですが、今救出を図っています。なかなかうまく行かないのですが、その中でいろいろ勉強になることがありました。

まず、この数日でいろいろと買い物をしました。ベクターでHD革命2.5コピードライブってのを3000円くらいで買いました。これはハードディスクの中身を丸ごと移転してくれるものです。それと、ハードディスクドライブ、クラッシュしたやつと取り替えられるようにATAの2.5”の内蔵用のを、ケースとともに買いました。HDDは100GBのを$90、ケースが$15くらいだったか。

私の目論見は、死にかかりのHDDからHD革命を使って新品のHDDに引越して(エラーがあろうと無かろうと)引っ越したHDDから生きているデータをサルベージしよう、と。OSが生き残ったらラッキーだなぁ、と(生き残ってないとOS再インストールかぁ)思ってたのですが、そもそも甘かった。HD革命は、Windows上で動くアプリなのですが、いまやほぼ死んでいるHDDはWindowsから認識もしてもらえないので、HD革命の出る幕がないのです。。。
あ、その前にFINALDATA(試供版)も試したのですが、こいつは一応一生懸命HDDを読みに行くのだけれど、全然先に進まずに見た目はフリーズ状態(案外しつこく待ってたら解決したのかもしれない、、、)なのでヤメにしました。

ふー、やっぱりクラッシュHDDのデータは救出できないかぁ、宇都宮のヤマダ電機は3万円で救出やってくれたけど(救出されたのはほんの一部だったけど)、今調べるとどうもこれってうさんくさい。ちゃんとしたところは数十万レベル。もっと成功率は低くていいから、$200くらいでやってくれるとこないかなぁ。。。

と、あきらめモードで少しネットで探してみると、、、KNOPPIXでdd_rhelp(なんかダンスダンスレボリューションっぽい名前)で救出できそうだとかなんとか書いてある。なんですか、それ?KNOPPIXもdd_rhelpもわかんないけど調べてみると、どうやらKNOPPIXLINUX(無償OSの中では一番有名)のお試し版みたいな位置づけのもので、dd_rhelpはそこで動くアプリケーションのようなものらしい。で、それを使うと、死にかかったHDDでもデータをそのままイメージファイルというファイル形式に落としてくれるらしい。ただ、エラー領域はスキップするんだとか。で、イメージファイルとやらを、新しいHDD上でもとのファイル形式に戻してやると、救出できるらしい。

なんだかややこしそうですが、とにかくまだ道があるらしいというので、早速トライ!KNOPPIXは、それ自体がISO形式のイメージファイルをCDに焼くことで、これを起動ディスクとして使うことで立ち上がる。ISO形式とかイメージファイルをCDに焼く、とかよくわかんないですが、ISOファイルをCDに焼くフリーウェア(たしかISORecorderだと思った)を使って右クリック一発でBurn! それで再起動すると、おー、立ち上がった。WindowsではないOSが立ち上がってます。思えば、大学のときはMacUserだったなぁ、とかそんなことを思い出しながら。

しかし、、、dd_rhelpがうまく使えない。そもそもDOSプロンプト(いや、KNOPPIXだからDOSと呼ぶのは不正解?シェル?)はほとんど馴染みが無いので、なんとなく良いところまで言ったところで、いろいろと問題が。なので今日はここまで。
明日は、ようやく運転免許の実技試験。早く寝ないと。(試験は朝8時40分から)

[番外編]で、実は現在、会社のパソコンの中身をそっくりそのまま新しいHDDに焼いて(HD革命はここで役に立ちました!)、それを自宅のパソコンに入れて使っています(完全に違法)。暫定なので許して! しかしなぜだか音が出ないし(ドライバが無いんだと)解決方法はロールバックだとかWEB上にはなんだか書いてあるけど、ロールバックで一体どこに戻ればよいのか。。。OSプレインストールだったので、OSのCDも持ってないし、困ったものです。どっかにドライバ落ちてないものですかね。

[番外編2]でも実は、家のパソコンを使えるようにするまでにはいろいろ紆余曲折がありました。要はリカバリディスクを作っていないのが悪いんですが、フロッピーディスクドライブも無い中、FDD用のファイルをMicrosoftのサイトから落としてきて、それをVFDっていうアプリで設定した仮想FDディスクスペースに落として、それをFLOPPYIってソフトを使ってフロッピーイメージファイルにして、それを今度はfdtoisoでISOイメージファイルにして、最後にISORecorderでCDに焼く、と。そうすると、コンピュータはCDをFDと勘違いして(この表現が的を射ているかどうかは不明)起動用のデータを読んでくれる、と。
しかし、フロッピーデータ6枚分のデータのためにCDメディアは10枚ほど(失敗作含め)消費して、その挙句「このクサレハードディスクじゃ、動けませんよー」とかって言われて、、、この苦労はいったいなんだったのか、と。しかしおかげで、イメージファイルってのが写真のイメージとかを指していることじゃないことがわかったのは一つの発見でした。