宮崎あおいと山本勘助

今日もまたロケフリでテレビの前にずっといます。
あ、いや、実際は、今週のデトロイト出張の準備とか洗濯とかをやりながらですが、おおまかにはずっとテレビを見ています。

去年の大河ドラマ風林火山」を見ていたつながりで、今年の「篤姫」もどんなもんかと見ています。主演はご存知、宮崎あおい。最年少での大河主役だそうです。私は、サントリーの緑水のCM(駅のホームで、あこがれてる人と出会ったが、じつは彼女連れだった、みたいな←お前の記憶はそんな程度か。)のイメージが鮮烈で、それからずっとファン(というわりに連続テレビ小説は1話も見ていません)です。舞台が今回は幕末で、個人的にはあんまり興味が無いんですけど、鹿児島で過ごしたことのある私にとっては、原田泰造の鹿児島弁が意外にいけててグー、とか感心しながら見ています、って宮崎あおいと関係ないやん。ただ、あの宮崎あおいのキャラは、なんとなく、あーこういう鹿児島の女の子って居た居た!ってカンジでいいです。でも人妻なんだよなぁ。。。

去年の風林火山は、個人的には秀吉以来のヒットだったのですが(というかまともに大河を見たのは秀吉が最後だった)世間的にはそれほど評判が良くなかったようで、、、やっぱり主人公が汚すぎたか!あおいちゃんの篤姫と比べると確かにねぇ。しかし、内田聖陽(なんか通じるものがあるな、と思ってたら同じAB型でした、やっぱりね)扮する山本勘助と、市川亀治郎扮する武田信玄の主従のやり取り、上杉謙信軍師の宇佐美定満by緒形拳の渋い演技(「いや   山本勘助」「一国を滅ぼしてまで  なんのために戦うのかー!」などなど)。まあ、Gacktは賛否両論あると思いますが、武田・上杉のこれら4人を中心とした家臣だとかその家族とか、さまざまな人間模様が繰り広げられ、なかなかナイスです。矢崎平蔵の存在はブログ上でも物議を醸していますが、、、確かにショボ過ぎます、佐藤隆太には申し訳ないが。。。平蔵氏ね、とまで言われなくても。。。そして密かに真木よう子が良かったり、とか。SP(エスピー)では日に日に不細工になってる気がしますが、役作り?

ってか、途中から見出したので前半部分は全然わかんなかったのですが。

で、クリスマス休暇中に本屋に行ったら、原作本が置いてあったんで衝動的に買ってしまったのですが、1日で読んでしまって、前半で何が起こったのかをだいたい理解しました。しかし、大晦日に放送された(それをこっちで先週見た)総集編は、私の想像を超えてました。おー、これは前半の方が全然面白い!しかも原作より面白い!!なんか、アメリカに居るせいかもしれませんが、異常に感動しました。なぜ、総集編で「一国を滅ぼしてまで、なんのために戦うのか」がカットされていたのか、理解に苦しむのですが。。。ともかく、良かったです。

そして、後悔。実は、日本を去る直前の11月に甲府と諏訪という、まさに風林火山の舞台の土地を訪れて、しかも甲府では風林火山展の横を通ったにも関わらず、何も見ぬまま去ってしまったという、、、なんたる不覚!ほうとう食べて満足してる場合じゃなかったー!諏訪のホテルには主役を差し置いて諏訪の姫様である由布姫(by柴本幸真野響子の娘)のポスターがベタベタと貼ってありましたが、ああ由布姫だ、あんまりきれいじゃないけど、とかってしか思わなかったし。
しかし、前半から中盤にかけては由布姫無しではストーリーが成立しません。そして由布姫が死んでからあとは、なんだか話がつまんなくなった気さえ。

おー、なんだかんだで宮崎あおいからどんどん話が離れていってしまいました。が、今の気持ちを正直に言うと、次生まれる(もちろん、まだできてませんよ)子が息子であれば、勘助と名づけたい、そんな気分です。