スーパーチューズデー

スーパーサンデー(スーパーボウルの開催される日曜日)の二日後は、今日はアメリカ大統領選挙予備選挙の中でも、もっとも多くの州が予備選挙を行う、予備選挙の集中日、いわゆるスーパーチューズデーです。予備選挙ってのは、共和党民主党が、それぞれ党の立候補者を決めるための選挙です。日本でも自民党総裁とか民主党代表を決める時に選挙をしますが党員の投票はわりと形だけなのに対し、こちらでは各州の党員の投票の結果で決まります。それも、一斉に一日でやるのではなく、延々と半年以上かけて、各州バラバラのタイミングでやります。

まったくよくわからんシステムだなぁ、という話はさておき、そもそもスーパーチューズデーってこんなに早かったっけ? 3月くらいだったような気が、と思って調べてみたら記憶違いではなくて、毎回徐々にタイミングが早くなっているらしいです。全米の大統領選挙とはいえ、州単位で予備選挙が行われるので、やっぱり各立候補者はその州に対していいことを言ってしまう(この辺は日本の国政選挙と同じ)。ただ、予備選は、だいたい途中でケリがついてしまうので、あとの方の州は損する(もっとも、選挙を実施するには金がかかるので、特に主義主張の無い州は日程にこだわらない様子。ハワイとかがそうなんでしょうか)逆にアイオワ州はいつも一番最初なんだけど、これは州法か何かで決まっているらしい。

そういえばヒラリークリントンはもうお金が尽きかけているらしく、相当お金がかかるようです、予備選って。だったら、もっと凝縮してやったらいいのに、と思うのですが、この長い選挙戦で気力・体力・資金力が続かなければ、4年間の任期を全うできまい、ということらしいです。どこかの国みたいにプッツン辞職はできないってことですからね。

まあ今のところヒラリーさんでもオバマさんでも、今回は民主党が勝ちそうなので、そうすると初の女性大統領か初の黒人大統領が誕生するわけです。しかし、ヒラリーさんが大統領になると、ブッシュファミリーとクリントンファミリーによる統治がほぼ四半世紀に渡って続くことになるわけで、それってどうなのというカンジがします。オバマは私の地元の小浜温泉と音がかぶっているのでなんとなく気になっています。それより何より、ヒラリーが最近、上沼恵美子に見えて仕方がないのは私だけ???