近所は大事!

遠い親戚より近くの他人とも言うが、だんなさんも私の実家からも遠い栃木に住んで思ったことは、近所は本当に大きな存在だということ。子供ができて、家にいるようになってから、さらにあらがたみを感じた。両親と同じぐらいの年齢の夫婦や、ママ友達や、だんなさんの同期夫婦等等、素敵な近所に恵まれた。いろいろ情報交換できたり、子供が病気や怪我の時や自分が体調が悪い時、気遣ってもらっり手を差し伸べてもらったり、ちょっと子供を見てもらったり、お食事にお呼ばれしたり、、感謝しきれないぐらいお世話になった。人間、一人じゃ生きていけなくて、やっぱり助け合って生きていくだなぁと痛感。

で、さらに家族や友達から離れてしまうアメリカでも、良いおつきあいができる近所の方達ができたらなぁと思っていたら、嬉しいことに出来ました!!同じ階に同じ会社のご夫婦と、上の階に住んでいる同業他社のご夫婦。どちらも日本人。上の階に住んでいる方は4ヶ月の赤ちゃんがいて、いろいろ話も合いそうです。今日は、その奥様達と一緒にお茶をして、いろいろな情報を教えてもらいました。この食品はこのスーパーでとか、おいしいスイートはこのお店、美容室はここで、洋服はここで、子供のリサイクルショップはここにあるよとか、やっぱり生活に一番密着している奥様が持っている情報は、かなり新鮮で、豊富です。やっぱり口コミが一番信頼できるわ。現地人の友達もほしいけど、やっぱり、日本人同士のネットワークは大事だし、一緒にいて安心できます。

でも、今日、ダストシューターにごみを捨てに行ったら、ダストシューター近くの部屋からアメリカ人男性と小学生らしい娘さんが出てきて、「日本人なんですか。」と男性にいきなり声をかけられ、「実は私の娘も日本人とアメリカ人のハーフなんです。日本で生まれたんです。」と。「日本のどこで生まれたんですか。」と質問したら、「愛知の隣の三重です!」って。

えええぇぇぇぇ!!!かなりびっくりしました。46都道府県ある中で、私の同郷の三重なんて。しかも、東京とか大阪とかメジャーな場所でなく、マイナーな三重なんて。「私も三重から来たばっかりなんです。」と答えたら、あっちもOh my god!!!連発。お父さんも娘さんも日本語はあんまりできないけど、とってもいい親子でした。生憎、奥様とは離婚されて、今は別居されているみたいで、お父さんのご両親と4人でこのアパートに住まれているようです。今年の夏には三重のおじいちゃんおばあちゃんに娘を会いに行かせる予定らしいです。何かあったら、いつでもドアを叩いてねとの優しいお言葉を頂きました。心強い現地人のご近所さんが出来て、ちょっと安心。

その人曰く、日本があまりにもいいので、これからの将来、日本に住もうかアメリカに住もうか迷っているとのこと。まだここに住んで間もないけど、ここもいいところだと思うし、アメリカ人にとっては、日本は窮屈に閉鎖的に感じるような気もするけど、私にはまだ見えない何かがここにはあるのかもしれない。それぞれのいいところがあるよね、確かに。