LA MARATHON

だんなです。

高橋ってえらいと思った。福士の気持ちがわかった。42kmって長い。
高橋といっても、由伸でも尚成でもないし当然慶彦でもない。

ともかく、甘かった。42kmは10.5km×4ではなかった。嫁さんの友達が4時間半で走ったと聞いて、自分も行ける気がしたが、なんのことはない。最初の10km過ぎでバテていた。そこからはつらかった。17kmを超えたところで初めて歩き始めたのだが、それからは苦難。。。どんどん足が痛くなって、少し走るとしんどくなる。走り走り走り歩きが、走り走り歩き歩きに、そして走り歩き歩き歩きに、、、そして、、、30km超したところからはほとんど歩き。

振り返れば、序盤のペースが早過ぎたし、前の人達を追い抜くのに無駄に体力を使った。もちろんそれがなくてもそのうちバテテたと思うけど、10km過ぎですでにしんどくなったのは少し予想外だったし、がっくり来た。

まあともかく、完走。5時間22分。
来年はリベンジしたいような、もうどうでもいいような。

こう書いてるとなんか楽しくなかったかのようだが、それなりに楽しんだ。達成感もあったけど、それよりも最後の5kmで、LAの高層ビル群が三たび目の前に現れて「あれに向かって走ればゴールだ!」と真剣に思えたときの安堵感といったらなかった。というのも、ゴールがある高層ビル群に向かって走るシチュエーションが、それまでに二度あったのだが、そのときは、しばらく走ってると道が曲がった行ったりUターンさせられたりして、、、道が曲がって逸れていくのが見えた瞬間は「まっすぐ行かせてくれ、頼むから、、、」と叶わぬ願いを口にしていたので。

結局、つらいことがあるから、楽しいことを楽しいと感じられるのかな、なんて思った。