アメリカの赤ちゃんクラス

kukai01112008-03-18

前にも話した通り(前回の日記3月6日)アメリカには、あちこちにアダルトスクールというものがある。職業訓練学校のような専門学校のような。市が運営していて、誰にも参加ができて、授業料も安くて、クラスの種類も千差万別。今週から三ヶ月間、月曜と火曜の週二回、親と子供が参加できる「mommy and me class」のクラスに参加することにしました。児童館とか保健センターで開催している赤ちゃん対象のイベントのようなもの。個人的に、他に専門的な授業で気になるのがありますが、これが唯一子連れで参加できるクラスなのです。月曜は、音楽を中心とした遊びをして、火曜は、音楽やアートやおもちゃ等いろんな遊びを取り入れた授業。

月曜と火曜のクラスとも、約20組〜30組ぐらいの親子がいた。どちらの曜日も、半数以上が日本人親子ですが。。。子供にとっては、日本人だろうか何人だろうか関係ありません。家では私にべったりの息子は、クラスでは、驚くぐらい社交的で、私から離れて、他のママ達や同じぐらいの友達やお兄ちゃんやお姉ちゃんに自分から積極的に関わろうとしていました。私とばっかりずっと一緒にいてもつまらないし、やっぱり他の子供と交流する方が楽しいんだなぁ。

クラスに参加して思ったこと。当たり前だけど、いろんな肌の色、髪の毛の色、目の色が違う子供達、親達がいる。こっちは、日本より、国際結婚や養子とか珍しくないから、60歳後半ぐらいの日本人のお母さん(おばあちゃん?)が黒人の子供(孫?)を連れてきていたり、日本人のお母さんが、双子の白人の子供達を、アメリカ人の白人のおばあちゃんが、アジア系の子供をとか、この親にこの子って、外見だけでは判断できない。名簿を書く欄があって、親の苗字と子供の苗字が異なっている親子もいた。いろんな複雑な事情がここにはあるのだろう。違うのが当たり前。それが個性。だから、背が低いだろうが、太っているだろうが、それもまた個性。自分の子が周りと違っても、何か気にならなくなった。

あと、もう一つ思ったこと。クラスを参加するにあたって、必ず厳守しなければいけないルールについて。ルール表をもらって、こうやって明文化するところは、アメリカらしい。何か問題になって、訴訟されても学校側も困るし。かなりのルールがあったけど、アメリカだなぁと思えたのがこれらのルール。

  • 親でも子供でもちょっとでも体調が悪ければ、クラスには参加しないこと。鼻水や咳がちょっと出るだけでも駄目。日本じゃ、赤ちゃんイベントに行ったら、鼻水出てる子供なんて普通に参加してるけど。鼻水出てない子供のほうがいないんじゃない?
  • 必ず靴は履いてくること。歩かない赤ちゃんも。(さすが家の中でも靴を履く習慣のアメリカならでは。多分、理由は、足に物が落ちて、怪我をするのを避ける為。)
  • 絶対、体罰は駄目。他人の子供はもちろん、自分の子供も。体罰は躾ではない。


体罰に関しては、アメリカでは体罰にはかなり過敏なところがあって、体罰は虐待とみなされると言っても過言ではなくて。クラスのママさんが言っていたけど、児童虐待の中に、人前で怒鳴ったり、子供の前で親同士がけんかをすることも含まれるらしい。親からも学校からも怒られ体罰されることは何も不思議ではなかった私の子供の頃には考えられない。自分の子供を言葉のみで怒って、子供に理解してもらうのが一番理想なんだけど、なかなか大変なんだろうなぁ。

ルールを頑張って守って、できるだけ参加したいなぁ。今日は、イースターバニーを作りました。私が殆ど作ったけど、、、。