武道!目指せ、ヤワラちゃん!?

昨日から、アダルトスクールのあるクラスに通い始めました。これは、COOKIEと参加する赤ちゃん教室ではなくて、私のみの参加。それは、何と、武道!!クラスの名前は、"Street Wise Self-Defense Class(護身術クラス)"。このクラスの目的は、町で危険に直面した時に、どのように自分の身を守るかというもの。6回のコースです。

とにかく、歩くだけでなく、体を動かしたくてうずうず。こっちに来てから、フットサルもサッカーもしていなくて、探してはいますが、なかなかありません。。。とりあえず、土曜クラスで、だんなさんにCOOKIEを預けられるし、11時〜12時の一時間だけなので。物騒な世の中、何があるか分かりません。自分の身は自分で守らないと。合法で銃を持てるアメリカ、銃をつきつけられたら終わりです。特に守るべき子供がいたらなおさら。まぁ、日頃から危険な状況に身を置かないようにする心構えと行動が基本ですが。私は、本当に怖がりでビビリなので、もっと強くならないと。女ですが、チビですが、強いチビ女になろう。同じぐらいの身長のやわらちゃんだって、強い格好いい女性です。

ということで、今日は、ドキドキしながら、近所にあるMartial Arts Studio(武道スタジオ)に足を踏み入れました。このスタジオでは、いろんなことを教えているみたいです。武道と言っても、いろいろありますから。合気道、空手、柔道、剣道 、少林寺拳法 等等。ここは、合気道や柔道やテコンドーやキックボクシングを教えている感じ。私達のクラスの前に、小学生低学年ぐらいの男の子と女の子が合気道なのか空手なのか分からないけど、大声を発しながら、一生懸命キックやパンチで取っ組み合いをしていました。頭を使って、体を使って、勝負です。立派なスポーツです。負けたら悔しいでしょうが、それも勝負です。礼儀や作法を重んじるスポーツなので、師弟の関係がはっきり分かれていて、先生も子供達に容赦なく厳しくて、クラスが終わる時の挨拶もちゃんとしていて感心。COOKIEも大きくなったら、習わせたいとちょっぴり思いました。

で、本題は、私のクラス。道場には、韓国の旗とか韓国語とか書かれたポスターがあって、韓国が発祥地のテコンドーに力を入れている感じ。先生は、勝手に、アジア系の人なんだろうなぁと思っていたら、普通の白人のアメリカ人。リチャード・ギアに似ているような、ダスティン・ホフマンに似ているような、かっこいいようなそうでもないような。そんなことどうでもいいか。。。

それよりも何よりも、生徒数。なんと、私を入れて、三人しかいませんでした。え?少なすぎでは?少数なのはいいけど。私と、ドイツ人の女性と、警察官の白人のアメリカ人男性。なので、ペアの取り組みをしなければいけなかったんだけど、私は、もちろんドイツの女性とペアで、警察官は先生と。これからのクラス、もしも、ドイツの女性がお休みでもしたら、私は、男性と取り組みをするのでしょうか。怖い。。。

で、先生がこれまたよく話す人で。しかも、英語で早口で。さらに、よくジョークを言う人で。そのジョークがよく分からない。多分、私の英語力の問題なんだけど。でも、多分、あんまりおもしろくないと思う。他の二人も失笑していたから。で、先生が、かなりの親日派で、何度か日本に行った事があるからか、よく私に話を振ったり、質問をしてきたりして、ちょっとその対応が面倒くさい。知っている片言の日本や日本についての雑学を自慢気に話したり、他の二人は、あんまり興味がなさそうなのに。私があまりに小さいから、何かサンリオランドから来たみたいだねって、何言ってるんだか、訳分かりません。とってもいい先生ですが、ちょっと困った人です。

今日は、腕を相手に捕まれた時、どうやって、それを振りほどいて、相手をねじ伏せるかの護身術。いろいろ種類があって、覚えて、それを体で実践するのに必死。まず、右手をこうして、左手を回して、腕はこうして、左足はこうなって、混乱しそうです。それを英語でばーっと言われても、訳分からず。自分の右手と左手と右足と左足が絡まりそう。だっさ、、、。護身術以前の問題です。頭で考えてばかりいると、体が動かないし。体で覚えるのにはかなりの練習が要りそうです。そうじゃないと、いざという時に、全く応用が効きません。

でも、何回か練習して、できるようになると、結構快感です。素人でも、ちょっとした術を身につけるだけでも、効き目バツグンです。パートナーのドイツ人は、容赦なく力を入れてきます。彼女も私も初心者なので、調子に乗って、スピードをつけて、力強くしていたら、先生に、もっとスローダウンしないと、本当に腕の骨を折るよと怒れられてしまいました。相手が女性でも、本当に腕をすごいスピードでねじられ、衝撃を与えられると、本当に痛いです。怪我してもおかしくないので、冗談ではできません。

どうしても、相手の腕をふりほどけない時があって、先生に、それはあなたが笑っているからと注意されてしまいました。精神を統一して、心を落ち着かせて、相手の呼吸を感じること。力に力で対抗せず、相手の気の隙を狙って、気で対抗しなければいけないと。呼吸法と合気は合気道の原理なのでしょう。相手に対抗する時、大声を出しなさいと言われ、恥ずかしいかったけど、あーとかぎゃーとか訳の分からない声を張り上げて相手に対抗しました。でも、何か大声を出してすっきりしました。

ということで、あっという間に一時間が終わりました。才能があるねとは褒められませんでしたが、先生に、いきなり腕を触られて、立派な腕をしているねとお褒めのお言葉を頂きました。でも、それって、腕が太いってことですよね、、、。

とにかく、この一ヵ月半で、どれぐらい習得ができるか分かりませんが、頑張ってみます。だんなさんとCOOKIE、私が守ってあげますぞ!

これが、私が行っている教室のホームページです。
http://www.kukkido.com/