訃報 & iPod Nano 破損

 訃報 

だんなです。
朝、起きたらミシガンの事業所の米人スタッフからのメールが届いていた。「Very Sad News....」とある。その瞬間、ある直感がした。そしてまさかな、、、と読み進んだところ、残念なことにその直感が非常に正しかったことを認識することになった。

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それはまさに日本が連休に入る直前の金曜日、あるトラブルへの対応について日本の上司に電話した時のことだった。ひとしきり話をして、D(うちの米人スタッフ)に代わってくれないか、というので、Dに携帯電話を手渡した。Dもひとしきり仕事の話をしたあと、「ゴールデンウィークの予定は?」みたいな話をしていた。三つ向こうのデスクからでも、Dの声は十分に聞こえる。「気をつけろよ。落ちんなよ。」あー、また山に行くのだな。好きだなーあの人も。。。

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そういう経緯があったからかもしれない。でも、直感を信じたくなかった。日本から来る葬儀の日取りや場所の連絡を事務的に転送しながらも、弔電の文章を上司と「それはもう少し丸い表現の方がいいんじゃないでしょうか」と言いながらも、5000マイル以上向こうの彼の地で起こったことを正しく認識することは、まだできていない。

良くも悪くも影響力のある人だった。無茶な反面、臆病。言いたいことを言いながら気にしー。最近はなかなか思ったように部下が動かないことを気にしてる感じもあった。「まさか自分で?」とふと思った瞬間もあった、たぶん違うと思うけど今となってはそれはわからない。いや、絶対違うと信じたい。信じたところでどうなるものでもないのだけど。

家内とは「最後まで面倒な人だねー、せっかくみんなゴールデンウィークで休んでるってのに、呼びつけるんだから」と話をした。「でもあの人らしいよね」「にぎやかなのが好きなんだよね」「最後もにぎやかにしたいんだよね」「にしてもわがままだよね」これだけ聞くとなんだかヤな上司みたいだけど、そんなことはない。どこか憎めない、そんな人だった。

息子に話をした。「お前も気をつけろよ、なにかと。。。」彼は「ジャッ、ダッ、」と口走っていた。彼が理解したかはよくわからない。


 iPod Nano 破損 

そんな日の昼、2週間ぶりにカイロに行って、帰りにクルマに乗ってさあiPodを聞こうと思ったが、なんか画面が変だ。。。えっ、液晶が割れてる?

去年も家内のカメラをお尻のポケットに入れていて液晶を割ってしまったのですが、どうやら今回はカリフォルニアの日差しの厳しさに耐えられなかったようです。Appleめ!やわに作りやがって。

で、修理にどれくらいお金が掛かるのか調べると、、、なんとAppleは修理してくれず、新品と交換なんだそうです。もちろん、有償。今になって、第1世代のNano(裏が鏡面仕上げのやつ)の新品をゲットできるとは悪くはない、と少し思いましたが、まー待て。いまやNanoで動画も見られるこのご時勢に、裏面の仕上げが綺麗なくらいでわざわざ古い型の新品をゲットするのもおかしいだろう、と。

しかし納得いかん。修理できんのだろうか、とWEBでいろいろ探したところ、やっぱり自分で修理してる人は居ました。その方はJunkのiPodを8000円でゲットして、そこから液晶を取り出し、自分のiPodに装着したのだとか。なるほど、これだったら自分でもできそうだ。問題は第1世代のiPodをどうやってゲットするかだが、、、まあeBayに行けばあるだろう、と思い、eBayへ。

"iPod 1 Gen"で検索を掛けると、予想外の結果が。。。期待していたiPod本体は見当たらなかったものの、液晶を単体で売ってる輩がいるじゃないですか! しかも送料込みで15ドルもしないって。
詳しく見ると、発送元は香港になってて妖しさ満開です。しかし、どうせだめだったら捨てるしかないんだし、15ドルで復活するんだったら安いもんだ、と考えて早速Bid! 他に競合が居なかったようで、あっさり落としました。ついでなので弱り気味のバッテリーもニュージャージー州の業者から購入!(しかも無駄に2個も)

さあ、復活するのでしょうか? ブツが届くのが楽しみです。