アメリカ人ママさんとの飲み会

現地のママさん団体MOMS CLUBに所属してしまった私。前回のBOOK CLUBの読書会(4月23日の日記)。では、すっかり勘違いして場違いだった私。現地のママさんと上手くやっていけるのかなぁとちょっとめげかけていたのですが、今日も懲りずに参加しました。私の人生の中で、あまり気乗りしないものでも、行かなかったら良かったより、行って良かったの方が多い気がするので。行かなくて、あとで後悔したり、せっかくの貴重な出会いや機会を逃してしまうのはあまりにも惜しいではないですか。

で、今日のイベントは、私も含めて、新しいメンバーが入ったので、みんなでご飯を食べましょうという企画。夜の7時からスタート。愚問だけど、子供はどうするの?って幹事に聞いてみたら、子供は寝る時間だから、もちろんだんなさんに預けるのよ!って。そうだよね…。7時からだし、普通のレストランだけど、一人だけCOOKIEを連れて行くにはいかない。白い目で見られる、きっと。そういえば、ママさん達がだんなさんは6時半ぐらいに帰ってくるって言ってたなぁ。だんなさんの帰ってくる時間や、ご飯を食べる時間とか寝る時間とかは、アメリカの家庭より、うちは遅いんだろなぁ。でも、ありがたいことに、だんなさんは、頑張って、6時半に帰ってきてくれました☆

レストランは、この前も友達と行った超近所のメキシコ料理屋。私の町Redondo Beachの南エリアだけで、70人のMOMS Clubメンバーがいますが(ちゃんと活動しているのは、その内の半分ですが…)、今日は、私を含めてたった6名でした。幹事のママ(私が所属するRedondo Beach Southの会長)以外はみんな初対面でしたが、みんな、とっても優しい人達ばかり。その内一人のメキシコ系のママさんとすごく仲良くなりました◎やったね!彼女は、1歳の娘さんがいるのに、フルで超大手の証券会社で働いているキャリアウーマン。でも、すごくきさくな人。娘さんは託児所に預けたり、なるべく自宅で勤務しているようです。在宅勤務が容認されているところが、やっぱりアメリカだと思う。子育てに関しては、家庭も社会もとっても理解があります、ここは。羨ましいですね。

お酒もちょっと飲んで、和気藹々といろんな事を話しました、ってか、殆ど聞き役でしたが。聞くだけで精一杯です。いろいろ英語を聞いて、思いました。女性達の日常会話、しかも盛り上がったマシンガントークほど、相当難易度の高い英語のリスニング力が問われるんだろうなぁと。ここにいる間に、いつか、私も、このぴーちくぱーちく話に加われるようになりたいです。でも、お酒も手伝って、少し饒舌になれました。話は、殆ど子育ての話。やっぱりママですね。

話を聞いていて思った事。殆ど愚痴話がないこと。日本だったら、聞いてよー、子供がさー、だんながさーとか、本当!?か謙遜!?か分からないけど、必ず出てくる愚痴話。言って、聞いてもらえるだけで、それですっきりするだけなんだけど。聞いているのも、話すのも、楽しんだりして。それが、こっちでは、子供がこうでね、だんながこうでねとか褒めまくり。言ってみたら、自慢話なんだけど。でも、全く嫌味に聞こえないところが不思議です。あまりにもダイレクトで。前向きなことはいいことです。子供もだんなさんも幸せ者。知らないところで褒められてるって嬉しいですよね。

話の中で、あるママさんが、子供が6ヶ月になったのを機に、別の部屋で寝かせるようになって、夜泣きがひどくなったけど、三日たったら、ぐっすり朝まで寝てくれるようになったという話になりました。聞いてみたら、私以外は、みんな、子供と別々に寝ているようです…。私が、未だに15ヶ月の子供と一緒の部屋で、しかも、隣で寝かせているよ!と言ったら、かなり驚かれました。そんな、驚かなくても…。

みんなに異口同音に聞かれたこと。「だんなさんとの関係は大丈夫?」彼女達が何故子供と別の部屋で寝るか、それは子供の自立心を促すとかよりも、何よりも夫婦との関係を大切したいからだそうです。確か、アメリカの子育て雑誌にも書いてありました、同じ事が。常に子供と一緒にいると、夫婦の二人きりの時間が持てないから、夜だけは二人で過ごすようにしたり、たまに子供をベビーシッターに預けて二人で出かけたりしているらしいです。一人のブラジル系のママさん曰く(テキーラを二杯ぐらい飲んでて、ちょっと酔っぱらっていましたが)は、家庭が上手くいく為には、夫婦が仲良く上手くいかなければいけない。家庭の支柱となるものは、夫婦であって、夫婦の絆が土台になって、子供との絆が築かれるのよ!と力説されました。こっちは、親子の関係ももちろんですが、夫婦の関係をもっと大切にするようです。日本は、子供ができた途端、どうしても、父親がないがしろにされ、父親の地位が下がるような気がします。でも、言っていることは何となく分かります。親が仲良いと子供は嬉しいです。親にけんかされると、すごく悲しくなります。

部屋で別々に寝るの話に戻りますが、それは、日本では物理的に難しいという理由もあるような、、、。こっちみたいに、大きな家で寝室が何個もある訳でもないし(こっちの私の家も、アパートで、寝室が2部屋しかなくて…一部屋はゲスト用にしていますが)。さざえさん一家みたいに川の字になって、親子で寝るってほほえましくていいなぁとも思ったり。小さい頃から一人の部屋を与えてしまうのもどうかなとか。どうせ与えたって、寝る時しか使わないし、もったいないなぁと思ったり。でも、こっちの子供部屋はすごいようです。見た事がなくて、聞いただけですが。インテリアも内装も家具も子供用にちゃんとアレンジをします。子供が魅力的に感じるような部屋になっているのです。だから、子供も自分の部屋にいるのが楽しいのかな。

最近、COOKIEの夜泣きが出てきたのも、やっぱり、隣に私がいるからなのかなぁとも思ったりします。自分のお布団があるのに、私のお布団に入ってきて、にじりよってきます。私が端っこに追いやられる始末。夜泣きは、昔の頃と一緒で、口寂しくなって、頻繁におっぱいほしいーと泣くのと同じような泣き方です。今は、抱っこすると泣き止みます。でも、抱っこしないと、いつまでも泣きます。癖になるのが嫌なので、抱っこばかりしたくないのですが、泣き止まないし、だんなさんが起きてしまうし、眠たいので、抱っこしてしまいますが。抱っこしてほしい時や寂しい時に沢山抱っこしてあげたいとも思う一方、アメリカのママさんが言っている事も一理あるなぁと思ったり。既にママさんに15ヶ月の歳で、部屋を別にするのは、相当大変よ!と言われてしまいましたが。いつかは、自分の部屋で寝るようにはなるのでしょうが。こっちに来ると、何かと子育てにやり方が違って、どっちがいいのか分からなくなります。子育ては常に悩みだらけですね。

でも、今日の食事会に参加して、本当に良かった。でも、一つだけ、ええぇぇーーーと思った事が。MOMS Club Redondo Beach Southには委員会があって。で、会長、副会長、秘書、会計係やらいろいろ役職があって、それぞれ任期が一年で、6月から新しい年度なのですが…次の経理に私が推薦されてしまった。本当は、会長なんてどう?って言われて、首をぶるぶるふったら、日本人は数学とか数字に強いよね!?とか訳の分からないステレオタイプから、treasurer(会計係)になりなよ!子供も一人しかいないし、働いていないし、暇でしょ?とみんなに押され、半ば強制でtreasurerにさせられそうです。委員会のメンバーになると、ボードメンバーでミーティングがあったり、いろいろ面倒そうですが…。でも、一年だけだし、さらにいろんな人達と会えるし、このクラブにinvolveしているって感じがして、悪い事ばかりではないかもしれません。とりあえず、考えさせてとは言いましたが。

こんな感じで、メキシコ系のママさんと来週お昼でも食べようね!と約束をして、9時になったら、ママさん達みんな、早足と家路に急ぎました。何と、私が帰った時には、COOKIEがすやすや寝ていました。Zzzzz...絵本を読んで、子守唄を歌ったら、寝付いてくれたとの事。今まで、なかなかだんなさんになつかなかったCOOKIE、すごいことです。何よりもだんなさんに感謝です☆楽しかった♪