超豪邸

毎週木曜に通っている、教会がボランティアでしてる託児所付きの英会話。同じクラスの生徒さんが日本に帰国されるとのことで、先生の家で送別会を開く事になった。この30年間+α、いろんな国の家にお邪魔してきたが、これほどの家を拝見したことはないぐらいすごかった。溜息の連続。超豪邸。お姫様になった気分。

広い、大きい、部屋数が多いというのは他の家と同じ(うちは違うけど)。何が違うかというと、超おしゃれ。先生が海のものと青の色が好きだからか、インテリアや雑貨とか青色や白色で統一。部屋が広ければ広いほど、スペースの使い方、スペースの埋め方にかなりのセンスを問われると思う。とにかく雑貨・家具のチョイス、配色、配置が抜群。これだけ部屋があると、各部屋の家具とかちぐはぐになる事が多い。(特に日本人駐在員の家は。広い家に慣れてないし、家具を前任者からもらったり、自分で購入したりするから、統一感がないし、雑然としてる。)

だって、ソファだって、何個あるんだろう。テレビを見る、家族団欒用のソファ。客間用のソファ。大きな望遠鏡の傍に星を眺める用のソファ。暖炉用のソファ。テラス用のソファ。ダイニングテーブルだって、家族用、お客用、テラス用、お外用。一体、何セット必要なの?でも、どれも趣味が良くて、違うデザインのものなのに、全体がきれいに調和している。

キッチンはもちろんアイランド型。食器もキッチン器具(小さいものから大きいものまで)もどこで見つけるのだろう。白や青で全部揃っている。どうしても、キッチンってごちゃごちゃしがちなのに。

あと、羨望の眼差しの先は、目の前が、海ってこと。まさに、オーションビュー。私のアパートみたいに徒歩数分レベルじゃなくて、プライベートビーチって感じ。家の外に出たら、庭があって、庭の階段を降りたら、すぐビーチ。海に面している部屋は全て大きな窓があって、大海原を眺めることができる。先生は、ヨットやバナナボートやビーチバレーやパラセイリング等のマリンスポーツも楽しんでいるらしい。イルカや鯨がよく見えるらしい。何ていう家。こんな家が本当に存在するもんなんだな。

どうやったらこれだけのきれいな家と庭をメインテインできるのだろうか。相当先生は忙しいんだろうな。心配ご無用。清掃婦と庭師をちゃんと雇っていました。はぁ。

この先生、この家にも他にも別荘を持っているそう。どんだけ〜。同じ町のレドンドビーチの住人とは思えない。本当に世の中、すごい人達がいますな。ほんの一部の人間なんでしょうが。