アメリカサイズの砂山公園

kukai01112008-07-18

日本人のママ友から、子供達が遊べる巨大な砂山公園があるから行かない?と誘われ、行ってみました。どうやら、段ボール箱でソリして、すべったり遊べるらしい。何だか楽しそう☆

場所は、我が町Redondo Beachの隣の隣にあるまた違うビーチの町。車で、20分ぐらい。公園に着いてみて、びっくり仰天!だってあまりの巨大な砂山を目の前に目が点。COOKIEのような幼児達が遊べるような砂山ではありません。あまりにスケールがでかすぎた。公園の中には、普通に遊べる大型遊具があるのですが、その隣に、不自然にでーんと砂山があるのです。うーん、どうやって表現したらいいのかなぁ。大きさは、日本のスキー場にあるような、初心者用の雪山ぐらいの高さ。で、勾配は、かなりの急斜面。角度45度以上はあります。

[,left]一応、左側は子供用、右側はアスリート(エクササイズ用)に分かれています。到底、子供達は上れません。急だし、砂もさらさらなので、ちょっと上ってはずりずり落ちてしまいます。まるでアリ地獄のよう。富士山を下山したことがある人なら分かるかもしれませんが、火山灰地帯のところを降りるような感じ。結局、子供達は、山のふもとで、砂遊び。で、その間、ママ達は、子供をみるグループと登山グループに分かれて、砂山登りに挑戦。

[,left]いやー、思ったより大変でした。かなりストイック。何かの修行みたい。まるで、砂漠にいるみたいで、とにかく頂上を目指して登るのみ。ラクダが出てきそう。止まったら最後。どんどん下に下がっていくし、とにかく砂がめちゃくちゃ熱くて、いてもたってもいられない。何を好き好んで、こんなことをやっているのでしょう。足腰を鍛えるのにはもってこいですが。下でのんびり遊んでいるCOOKIEや子供達が私達の姿を見て、何やってるんだ、母ちゃん達って、不思議そうです。

[,left]私達がトロトロ登山をしている背後から、鞭を打つ真似をして、私達を激励してくれた白人のお兄ちゃんがいました。彼は、私達が頂上に登りきる前に、下山して、また登山して、何往復もしていました。話をしたら、彼は、格闘技プライドの選手で、週2、3回ここに来て、体を鍛えているらしいです。毎回、10往復するらしいです。しかも、20キロの重りをつけて…。格闘家が訓練できる公園って…。でも、沢山の子供達が遊んでいました。とっても楽しそうに。本当にアメリカ人の発想にはぶったまげます。

結局、あまりの急な坂に、ダンボールですべるも諦めました。子供と一緒にすべるのは危険すぎます。ってか、母親達がすっかり疲れてしまって、1時間近くのみの滞在で、そそくさと公園を後にしました。こっちにはとにかく公園がそこらじゅうにあって、たまに、こういう不思議な公園もあるのです。