こっちの子供

kukai01112008-07-22

ベビーシッターの家にCOOKIEを預ける時、いつも、9歳の息子と5歳の娘と息子の友達(何故かいつも遊びにきている)が、COOKIEを出迎えにきてくれる。みんな、天真爛漫でとってもいい子。Hi, Cookie's Mom!!って、ちゃんと挨拶してくれる。

それにしても、こっちの子って、本当に楽しそうに遊ぶなぁ。こっちの夏休みはとにかく長い。6月下旬から9月上旬までお休み。で、もちろん、宿題は全くなし。サマースクールに行く子供達は別だけど。ベビーシッターに、宿題はないし、長い間ずっと家にいられて、うるさいし、大変じゃない?って聞いたら、子供は遊ぶのが仕事だからねって。こっちの子供は本当に幸せ者だなぁ。何で日本って、あんなに宿題を与えるんだろう。ドリルやら読書感想文やら工作やら何やら。何のためにあるんだろう。思いっきり遊ばせたらいいのにさ。COOKIEは、小学校に入学する前に帰国するんだろうなぁ。かわいそうな、COOKIE。宿題なんてやらなくていいよって言ったら、先生に怒られるかなぁ。

でも、9歳の息子は、遊びほうけている訳じゃなくて、ちゃんお仕事もしているのだ。家のお手伝いの延長線みたいなことを。お仕事をして、報酬をもらう。つまり、おこずかいをもらう。といっても、食事の後片付けや掃除とかじゃなくて。それらは、家族の一員として、共同生活を送るにあたって、基本的な家事であって、見返りを求めるものではないから。例えば、芝生や植物の水やりとか洗車とか。ベビーシッターが力説してくれました。こっちでは、小さい頃から、こうやって、家庭の中で、もしくは、近所の中で、お手伝いをして、お金を稼ぎ、お金の価値や大切さを普通に学ぶんだよと。ほしいものがあったら、どうやったら、手に入れられるのか。知恵を絞って、苦労して、自分で稼ぐことを覚えるということを。将来、親に頼らず、自立して、生き抜いてもらいたいから、当たり前なんだと。『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキも同じようなことを言っていた。これはすごいいいことだと思う。日本に帰っても、私も、是非、そうしたいなぁ。

悪い面もあるけど、こうやってこっちの子育てのいい面もどんどん取り入れたいなぁと思った。そうそう、今日、嬉しいおすそ分けが。同じ会社の駐在者の奥様から頂いた梅干。梅干、大好物。しかも、甘い蜂蜜梅干。しかも、しかも、個別包装された、紀州南高梅。1個、250円とか300円するんだろうなぁ。ありがたやー。もったいなくて、食べれない。