入替戦という熱狂

だんなです。
ジュビロの話です。

なぜか、入替戦には進まないと思っていました。特に根拠はなく、落ちるなら自動降格、残るのなら普通に15位で残ると勝手に考えてました。実際、千葉が2点取られて、ヴェルディが1点取られた時点で、「よし、残留」と思っていました。誰があれから千葉が4点取ると思ったでしょうか?

そして、入替戦の相手はベガルタ仙台と決まりました。萬代(今年ベガルタから移籍して来た)はやりにくくて仕方ないでしょうし、日本代表の駒野は昨年いた広島で入替戦を戦いその時は負けているので、今回も負けるといよいよ疫病神と言われても仕方ないところです。

1戦目、仙台のナジソン(この名前どっかで聞いたことあると思ったら、確か数年前にA3で見たような。たしかその時は水原三星にいました。)に点取られたときは、「あー、なんだかリーグ終盤の悪い流れを引っ張ってる、、、」と思いましたが、19歳の松浦が同点ゴール。アウェイゴールをゲットし、終了。

そして、今日2戦目。仙台も磐田もスタメンは1戦目と全く同じ。まずは1点取らないとどうにもならない仙台は前半序盤かなり積極的に攻めますが、じきに疲れてきたのか逆に磐田に押し込まれるようになり、ついに松浦が奪ったボールを前田に出して折り返しを胸で押し込みゴール!
後半は押しつ押されつだったものの、自陣のコーナーキックからのクリアボールがまたも松浦に通り、見事なドリブルでディフェンダーをかわしゴール!

でも、ホーム&アウェイなので2−2になると仙台が勝ちになるので、次の1点が仙台になると全然安心できなくなります。そして、ロスタイム、これまでの悪い癖である終盤での失点をまたやってしまった、、、いい位置で相手を倒して梁(リャン)にフリーキックを直接決められた! 鹿島戦の反省をしてくれよ、、、そして最後は川口の顔面セーブでなんとか凌いで2−1で終了、トータルスコア3−2で辛くも勝利し、残留決定。

試合後、中山は冒頭でおどけて「J1に残ったどー!」なんて言ってましたが、「来年はこのような試合を優勝争いでやりたい」と。その通りです。そのためにはディフェンダーの補強は急務かと。。。それと攻撃陣の怪我がきちんと癒えること。。。西・太田・上田・カレン、、、来年こそ頼みます!

それにしても、来年からは入替戦が無くなるらしいですが、仙台でも磐田でも、この入替戦が今年の最高入場者数だったとか。試合も非常に厳しく、熱のこもったいい試合でした。なんで無くなるのかなー、、、J1の15位対J2の4位でやりゃいいのに。


しかし、ホーム&アウェイは、なんとなく1戦目ホームの方が有利なんじゃないかなー、という気がしますがどうでしょうね? というか、1戦目アウェイって戦い方が難しい。アウェイゴール取れりゃいいけど、攻めあがってカウンター食らって点取られると流れ悪くなるし、かといって守りに入って点取れなかったら、2戦目がきつくなるし。
それに、1戦目アウェイということは、1戦目遠征に行って、帰ってくるという負担があります。2戦目アウェイは、2戦目行くだけですから(2戦目の帰りは、もう試合がすべて終わった後だから、影響しない)。唯一、延長とかPKになった時はサポーターの後押しが生きるかもしれないけど。。。(でも、延長だって相手に1点取られたら、2点取らないと勝てないのもつらい)
ま、それでも、入替戦の復活、切に望みます。磐田がそこに出るのだけは、二度と勘弁ですが。