バックアップドクター

自宅出産でお世話になる助産婦さんが提携しているバックアップドクターに、初検診に行きました。サンタモニカ方面にあって、フリーウエイを使って、車で40分ぐらい。COOKIE連れの検診は懲りたし、ちょっと遠いので、COOKIEはベビーシッターに。幼稚園は泣かないのに、最近はベビーシッターさんには泣きます。あれほど、なついていたのにねぇ。といっても、初めだけで、すぐ慣れて楽しんで遊んでいたそうですが。好きな音楽を聴いて、一人のドライブ、ちょっと楽しかったです。でも、行きは、通勤渋滞に巻き込まれ、場所も全然分からず、右往左往し、帰りは、ロスにしてはすごい豪雨で前が見えなくて、ちょっと大変な運転でした。

バックアップドクターは若い男性で、俳優のケヴィン・スペイシー激似の先生でした。とってもフレンドリーでかなりいい感じの先生でした。先生に、正常分娩ができない事態になったら、私の病院に来てもらって分娩してもらうことになるが、万が一、緊急の事態になったら、あなたの町の最寄の病院に搬送され、私がその病院に出向くことになると説明されました。もちろん、一秒を争うぐらいの超緊急になったら、先生の到着なんて待ってられないので、最寄の緊急病院で、知りもしない常勤の先生に診てもらうことになるのでしょうが。先生に、自宅出産できないことになっても、なるべく、あなたの意見を尊重できるように、必要以外の医療介入は避け、なるべく自然にお産ができるように必ず約束するからとおっしゃってくれました。こっちは何でもすぐ無痛や帝王切開だからねぇって。もしかして、こういう先生に出会えていたら、自宅出産という決断に至らなかったかもしれません。

別れ際に、I hope I won't see you againと言われ、お別れしました。いい先生でしたが、もう会わずに、お世話にならないことを祈って…。