理解のある社会

二週間?三週間ぶり?とにかく久しぶりに会計の学校に行きました。これだけ欠席すると、全くついていけません。まぁ、今更、焦っても仕方がない。今は、勉強よりもっと大事なことがあるんだから、気長にゆっくり勉強しようっと。来週には産まれてるかもしれないし、母親も来ているので、今日が最後になるかもしれなくて、産後はいつ来れるか分からないと、先生に挨拶しに行ったら、勉強したかったら、赤ちゃんを連れてこればいいじゃないと。通常は認めていないけど、以前、例外で赤ちゃんを連れて、一年間通った生徒がいたから、いいわよって。隣の教室は誰も使っていないから、あなただけで使っていいわよというお許しも。生後一ヶ月して、落ち着いてから、いつでもいいから、心配せずに、頑張って出産しなさいと後押ししてもらいました。小さな二人目を預けてまで、自分の都合の学校に行くこともないと思っていたので、当分の間は行けないと思っていただけに、拍子抜け。まさか、子供を連れて行っていいとは。朝早く起きて、お弁当とかいろいろ準備して、COOKIEを幼稚園に送り出して、二人目と学校に行けるのだろうか。まぁ、そういう気持ちになって、行けたら行くことにしよう。

今日の先生の言葉でも痛感したけど、やっぱり、こっちは、日本より、子供がいる家庭や女性に対して、社会の認知度というか理解度が高いような。こっちでは、里帰り出産はあまり聞かなくて、主に、お母さんが手伝いに来るか、だんなさんが協力してくれるか。だんなさんが外国の方とか、日本人でも、現地の会社に勤めている人は、大体、3週間ぐらいの出産・育児休暇をとるという話をよく聞く。珍しいことでもなくて、それが普通らしい。日本みたいにとれるけど、とりずらい雰囲気ではなくて、積極的にとれる雰囲気なんだと思う。遠まわしに、COOKIE父ちゃんにプレッシャーをかけている訳では全くないので…。だんなさんの会社は、バリバリの日本企業なんで。お休みもとれるのかしら。まぁ、3週間もお休みとられたら、日本からわざわざ手伝いに来てくれている母親にも申し訳ないし、お互い気を遣いまくるよね。現実問題、出産した時点から突然3週間も会社を休まれたら、周りに迷惑かけるし、いろんな支障が生じるはず。よっぽど会社や社会の理解がないとできないと思う。昨日話した妊婦のお友達のだんなさんも3週間休暇をとる予定らしい。でも、この不況のあおりで、理解があった上司がいきなり解雇になって、新しい上司に、育児休暇中にだんなさんも解雇になるかもしれないと言われたらしい。こっちは、数ヶ月前とかでなくて、いきなり解雇通知され、その日に会社を退職させられるというのも珍しくないらしい。仕事がなくなったら元も子もないと思うんだけど…。そんなこと言われてでも、3週間の育児休暇をとろうしているらしいけど、価値観の違いなのかなぁ。