ESTATE SALE

骨盤矯正や腰痛等いろんな症状で、毎週カイロプラクテックに頑張って通っています。日本ではまだそこまでメジャーではないみたいですが、こっちでは、妊婦だけでなく、赤ちゃんもカイロプラクテックの対象になります。出産の時に、赤ちゃんにも負荷がかかって、背骨や頭蓋骨を歪めてしまうらしい。歪みを治すことによって、免疫をあげて、病気やアレルギーになりなくい体になるらしい。先生が、一緒に連れて行ったCATYも、ちょっとだけおまけでしてくれました。ご機嫌ナナメだったCATY、施療を受けている間、終始ご機嫌。満面の笑顔。やっぱり気持ちいいんだろうなぁ。さすが、プロ。まぁ、これからCATYを通わせる予定はありませんが。

ところで、今日、初めて、ある方の家で行われたEstate Saleというものに行きました。たまに、Estate Saleと書かれた看板を見かけますが、Real Estateが不動産なので、物件売出なのかなぁと思っていたら、家ではなくて、家の中の物の売出でした。日本ではないでしょうが、遺品処分セールというものです。住人が亡くなってしまったとか何かの事情で、家の中の物を処分しなければいけない場合、このEstate Saleが開催されます。

残された家族は、土地や家は相続するとしても、家の中のものはどうしたらいいものか。捨てるにしても、お店や人に誰かに譲るにしても、ガレージセールやフリーマーケットするにしても、時間と労力がかかって大変。けど、Estate Saleだったら、家の中のものをどこにも移動しなくて、そのままの状態で売り出すことができる。お客さんに家に来てもらえばいいから。

でも、広告を出したり、値札をつけたり面倒では?その心配は御無用で、ある手数料を払うと請け負ってくれる業者がいるのです。この場合、売主は、新聞広告費の負担と売上の何%程度の手数料を払えば、何もやらなくても良いのです。全部業者がやってくれます。

今日行ったところは、高級住宅街にあるアパートでした。女性が一人で住んでいらっしゃたのでしょう。寝室と居間と台所のこじんまりとした部屋でしたが、海の絶景のロケーションからして決して安い物件ではにだろうし、家の中にある物も高級そうなものばかりでした。

各部屋に、それぞれ監視員をしている業者さんがいて、居間には、亡くなった女性の孫らしい方がいらっしゃいました。売っている物は、ほんと、何でも。普通に部屋にあるものが全部売出もの。大型家具、雑貨、台所用品、タオル、洋服、鞄、靴、本とかとか。何と!下着も売られていました。しかも、使用済の!誰が買うんだろう。いくらか見るのを忘れましたが…。よほど高級下着なのかしら。ほんと、日本では考えられません。

食器も素敵なものがありましたが、結局何も購入せず。コーヒーテーブルで、気になるものがあったのですが、一緒に行った友達に先に買われてしまいました。でも、楽しかった。ガレージセールとかフリーマーケットより、大型のものが変えるし、遺品を早く処分したいからなのか、いいものがすごく安くで売られています。特に、今回は高級住宅地の家だったのでなおさらでした。しかも、アメリカ人のお宅訪問をして、現地の生活に触れられて、見ているだけで楽しかった。

でも、物は少ないのに限るなぁ。こうやって、いろんな物を買っても、いつかは亡くなって、処分に困るんだよなぁ。といっても、物欲を満たすのも、生きていく上での楽しみ。何かを買ったら何かを捨てる。高くてもいいものを買う。ただとか安いからとかいって買わない。使わないものはどんどん捨てる。物を増やさないようにしないとなぁ。でも、また行きたいなぁ。