アメリカのインフルエンザ事情

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こっちのインフルエンザ事情。オバマ大統領が新型インフルエンザの非常事態宣言をして、死者も1000人以上になり、深刻化しています。といっても、こちらでは、誰一人、マスクをしていません。医療関係者も教育者も誰ひとりとして。不思議です。アメリカ人にしてみたら、マスクをしている方が不思議なんでしょうが、、、。

まずは季節性のインフルエンザの予防接種。こっちでは、毎年このぐらいの時期になると、病院はもちろんのこと、あちこちの普通のドラッグストアやスーパーで接種できます。有料のところもあれば、無料で受けられるところもあります。買いものついでに受けていこうか!みたいな気楽さ。そこらじゅうのドラッグスーパーで簡単に受けられるので、いつか受ければいいやみたいに思っていたのと、衛生面でどうかなぁと疑問を感じていたのですが、今年は事情が違うようで、悠著なことは言ってられなかった。ドラッグストアでさえ、在庫がない状態です。言うまでもなく、病院は入荷待ち。

で、新型に関しては、カリフォルニアにワクチンが入ったということで、ロサンゼルス郡政府が指定した場所で無料で受けられるようになりました(先週の時点では、病院にはまだ入っていなかったけど、現時点では、ちらほら病院でも受けられるように)。で、先週の土曜日、我が家の近所で行われた接種。開始は9時からだったのですが、完全になめていて、13時ぐらいに行ったらあまりの長蛇の列に辟易してすごすごと帰ってきました。

一応、子供、妊婦、医療関係者等が優先で受けられるのですが、そんなことを考慮してもらえる状況ではなかった。ほんとにすごかったのです。何がすごいかというと、ドライブスルー接種なのです。だから、大渋滞。知り合いは、朝の5時から並んで、接種できたのは何と12時過ぎ!車の中で、子供にDVDを見せたり、お菓子を食べさせたり、だんなさんと運転を交代して、外に散歩に行ったり、何とかして時間を過ごしたそうですが、だんなさんと一緒でも子供二人と車の中に缶詰になるのは絶対不可能。ってか、ドライブスルーってなによ。確かに車の乗り降りする時間や、人と接触することを避けることはできるけど、ありえません。アメリカ人の考える事は分からない、ほんと。

結局、他の場所を調べて、一昨日の火曜日に、受けてきました。一人で子供二人連れて注射って気が重たかったし、場所が、あまり治安のいいろころではなかったけど、そんなこと言ってられない。鼻の粘膜から吸収させるスプレー式だと思っていたら、子供と授乳している人は注射ねと言われました。COOKIEもCATYも案の定大泣き。平日なのか、場所が場所だったのか、並んでから一時間内で受けられました。

同じ会社の奥様友達から、季節インフルエンザの接種ができるドラッグストアがあるよ!という有益な情報をゲットしたので、かわいそうだけど、心を鬼にして、そのまま、第二段を受けに。けど、4歳以下のワクチンは在庫がないと言われ、結局私のみ接種。ここは有料で30ドルでした。

子供達は、一ヵ月後に二回目の新型ワクチン、近いうちにどこかで季節のものを受けないと。しかし、新型ワクチンの副作用か、受けた後から、体調がよくありません。COOKIEは三回嘔吐をしたし、CATYもぐずりがち。私は、頭痛、鼻水と眠気がほんとひどいのと、吐き気もちょっとあります。あー、大変だ。でも、受けられるだけでもありがたいよね。

何かブルーになる内容ですが、写真は、二人乗りのブランコを初めて兄弟で乗った写真。ずっと前からやってみたくて、最近やっとできました。二人ともブランコ大好きで、CATYもキャッキャッと笑います。子供達の笑顔が一番大切です。