疲れる役所めぐり

[,right]金曜の午前は、半休をとっただんなさんと役所めぐりをしました。かなり覚悟をしていきました。病院と同じで、こっちの役所はほーーーんとイライラします。日本みたいに愛想が悪いとか対応が悪いとか以前の問題。遅いし、非効率的。で、ぺちゃくちゃ話して、ちんたら働き、ふざくんなーって叫びたくなります。ここはインド?って思うぐらい、時間の流れが遅くて、対応がいい加減でゆるいのです。

愚痴はさておき、まずは、CATYのパスポート。日本のものもアメリカのものもまだ取っていない、、、。延び延びになっています。このままじゃ、来年一時帰国できないよー。日本のパスポートは領事館に行ったり、日本から戸籍簿謄本を取り寄せたり煩雑なので、アメリカのものを先に作る事にしました。アメリカのパスポートは、何と郵便局でとれるのです。両親と本人で申請に行かないといけません。早速問題が起きました。予想内ですが、、、。9時過ぎに郵便局に行って、いーーーつも混んでいる列に並び、自分の順番が来たと思ったら、係りの者が11時過ぎにならないと出社しないと言われ、また出直しで来てと言われ、がっくし。パスポート申請の営業時間は9時〜3時半と堂々と書いてある張り紙は一体何ですか…。

しきりなおして、次は、警察へ。カード詐欺にあったので、カード会社に提出するPolice Reportを発行してもらいに行きました。ここで、また待たされる。二回ブレーカーが落ち、警察署内は停電になりました。誰も動じていませんでしたが。停電になる警察署、何か不安なポリスです。リスクマネージメントは大丈夫なのかしら。でも、対応して下さった警官はとっても感じのいいおにいちゃんでした。映画で見るように、こっちの警官は何だかおっかないのです、外見上。大きいし、いかついし、かなりの威圧感が。で、Feportはすぐに出してもらえず、一ヶ月後ぐらいと言われました。こっちの人が言う一ヵ月後…絶対、二、三ヶ月かかりそう。Pushしないと、忘れられそうです。

再度TRY。11時過ぎに郵便局に到着するものの、担当者の姿は見当たらず。他のスタッフに聞いたら、いるけど、Paperworkで忙しいからちょっと待ってって…。30分近くになって姿を見せたらと思ったら、他のスタッフと話したり、電話したり、私達の存在を知っているのに話しかけたり目をやる事もなく、無視。When are you gonna help us with the passport?って嫌味たらしく聞いたら、機械が起動中だからちょっと待ってて、と。初めから機械の電源を入れておけっちゅうの!頭の上でお湯が湧かせそうです。ドードーと温和なだんなさんになだめられました。まったく、もう。

対応してもらってからは、あっという間に手続き終了。担当者の前でだんなさんと共に右手を挙げさせられ、書類に書いてあることは偽りありませんと宣誓させられました。アメリカって感じですね。何だか結婚式の誓いをしているみたいで不思議な感じでした。三週間後ぐらいには発行されるとの事。

そんな感じでとりあえる、今日の役所めぐりは終わりました。モーモー文句たらたら言いましたが、カリフォルニアの財政はほんとに厳しいのです。日本の公務員みたいに終身雇用が保障されている訳ではありません。こっちは、普通に、民間のように、lay off(解雇)されます。金曜日はやっていないお役所もあって、職員の給料は金曜の一日分減給されています。そんな大変な状況は分かっているのですが…。でも、子連れだとやっぱりキツイですね。