ハプニング

LAフルマラソンで宿泊したモーテルであったハプニング。マラソンのコースは、スタートがドジャーススタジアムで、ゴールがサンタモニカだったのですが、サンタモニカからドジャーススタジアム行きのバスに乗る為に、早朝にモーテルを出なければいけなかっただんなさん。6時頃、モーテルの扉を開けると、なんと、扉の前に大人の男の人が倒れているではありませんか。扉の前というか、扉に密着して横たわっている西洋人のおじいさん?おじいちゃん?びっくりしました。死んでいるのかと思ったけど、半目を開けて、目が合い、また寝てしまいました(不気味だった)。だんなさんは、ホームレスの方の上をまたいで出かけてしまいました。出かけてしまった後、急に恐くなって、急いで、扉を閉めて、旋錠(部屋の中には男の人がいないと分かった途端何をされるか分からなかった)。大変な状況に置かれていることは分かるのですが…でも、その時、私には彼に何もできないし、私には子供達を守ることのほうが大優先。すぐ911を呼べるように、携帯を握り締めて、寝ている子供達と寄り添ってびくびくしていましたが…が、不覚なことに、いつも間にか寝ていて、起きて、チェーンをつけたまま扉を開けたら、そこには男性の姿はありませんでした。やっぱり、モーテルは外にあるし、誰でも自由に手入りができるので、Securityはないようなものです。サンタモニカでは、ホームレスの数が250人強に減ったそうですが、こうやって現実を目の当たりにすると、自分が置かれている状況がどれだけ贅沢で幸せなものかと痛感します。それを忘れてはならないですね。どうか生き抜いて頂きたいものです。英語の先生に、このハプニングについて話したら、数え切れないぐらいモーテルに泊まっているけど、そんな経験したことがないと言われました。

今回宿泊したサンタモニカ。サンタモニカで一番にぎわっている有名な3rd Streetかなり歩きましたが(COOKIEが靴をなくしたので、何往復したことか…)、サンタモニカの人達はおしゃれです。ハリウッドで歩いている人達よりおしゃれで華やかかも。女性同士や男性同士で手を繋いで、恋人のように仲良く歩いているカップルも沢山見ました。さまざまな人種の方達による個性的なストリートパフォーマンスを沢山していたり、いろんな自由を感じました。子供のCOOKIEもストリートパフォーマンスにかなり感化されていました。それぐらい見ごたえあるものでした。こっちの人の表現力はすごい。自由だからこそ責任を伴う厳しいアメリカ社会。いろんな人達を目にして、アメリカの縮小図を見た感じがしました。