でこぼこ靴

今日からだんなさんはデトロイトに出張です。お昼寝をしなかったので、子供達は7時半に就寝。たっぷり一人の時間〜♪と思いきや、今日はどうしたのか、交互に夜泣き。一人落ち着かせて、寝かしつけたと思ったら、もう一人がうえーん。寝かしたと思ったら、また誰かがうえーん。既に計8回ぐらい泣いています。CATYなんか、最後のあたりは、泣かないで、ベットから抜け出して、薄暗い廊下で座敷わらしのようにぽつんと微動だにせずにずっと立っていて、寝ていると思った私、トイレへと席を立った時、くらーい廊下に佇む彼女の姿が不意に目に入りびっくりした〜。なんでベットにいないのよ〜!と言いたげに私をにらみながら…。外は大雨だわ、パトカーのサイレンが頻繁に鳴り続いているし、恐いっちゅうの!父ちゃんいないんだからビビらせないでよ〜。

そんなCATY、まだ二歳じゃないけど、完璧な魔の二歳に突入。こっちでいうと、Terrible Two。イヤイヤ連発。COOKIEは落ち込むっていうパターンだけど、CATYは怒る。喜怒哀楽がはっきりしているから分かりやすい。こちらの言っていることもかなり理解しているから、話はしやすい。でも、めんどうだけど…。最近、自分が履く靴にも主張が…。しかも、昨日は、片方ずつ違う靴がいいんだとか。全然デザインが違うんですけど…。まぁ、いいか。ダメというと、面倒な事態になるし。ダメという理由もないし。

親が当たり前と思っていることは、子供にとって決して当たり前じゃないし、親が勝手に決め付けないと最近読んだ本に書いてあった。子供の創造性や感性が、親の価値観や押し付けによってダメになること、子供の喜びや不安や怒りは親が考える以上のもので、簡単に一蹴できるものじゃないこと(例えば、子供があの部屋はおばけがいるから恐いと言った時、大丈夫大丈夫、おばけなんていないから!って言ったり。)とか、なるほどなぁと思った。

そのたがい違いの靴。お出かけ先で、現地の人に、『靴を別々に履いておしゃれねぇ。かわいいわね〜。』と褒め上手のアメリカ人に褒められました。こういう自由な発想ができるアメリカ、子育する者にとっては居心地いいです。