優しいテキサス人

前のブログで書いたとおり、テキサスの第一印象は暑い。

で、二つ目の印象は、思ったより緑が多かったこと。カーボーイイメージが強くて、勝手に南西部の砂漠を連想してしまったけど、砂漠地の面積は10%足らずらしい。

三つ目の印象は、ロスと全く雰囲気が違うなぁと思った。ロスにいると、アメリカにいるのか分からないぐらい便利で日本化していて、日本人や異人種が多いけど、テキサスは、本当にザ・アメリカって感じ。特に田舎は超アメリカン。

田舎町を車で走っている間から流れるラジオも、アメリカにいるんだなぁと実感するぐらい。家もとにかくでかいし、店と店の間も遠いし、車もでかいっ!全てがアメリカンサイズ。車は、アメ車で、とにかく車種はピックアップトラックが多かった。

で、車と言えば、ガソリン。さすが、アメリカ有数の石油生産地だけあって、ガソリン屋があちこちにありました。で、ガソリンが安かった。余談ですが、ブッシュ元大統領も故郷テキサスで石油事業を興していたそうです。ブッシュが大統領選挙で、石油・エネルギー業界から提供された資金は相当なものだったようです。

で、最後の印象!テキサスの人達は超超超いい人達でした!私の中では、保守的で、よそ者を排斥するイメージが強かったのですが…(すごく勝手なステレオタイプですみません)、いや、それどころか、とーーーても優しかった。空港でも、レストランでも、ホテルでも、スーパーでもどこでも、声をかけてくれたり、親切にしてくれたり。マクドナルドみたいなファーストフードでも、店員が優しかったのには感動。ロスの人達もいい人達は沢山います。でも、今回、テキサスの人達と出会って、こっちは付き合いが淡白でドライなのかなぁと思いました。田舎よりプライバシーを尊重する傾向が強くて、他人やそこまで仲良くない人達に関してはあまり踏み込まないのかなぁと。都会の人達はそんなものかもしれません。

で、肝心の旅行記。降り立ったオースチンを後にして、車で東に3時間走ったヒューストンへ。ヒューストンには、NASAジョンソン宇宙センターがあります。ここは、連邦政府の施設で、アメリカ航空宇宙局の心臓部。これまでアポロ計画NASA主要のプロジェクトを担ってきたり、スペースシャトルが打ち上げられてから着陸するまでを管理するミッション・コントロールセンターも置かれていたり、宇宙飛行士の訓練やスペースシャトル計画の運営も行われているそうです。で、施設内にはビジターセンターがあって、意外と小さな子供達が遊べるところが満載で…一日中過ごしてしまいました、ここで。子供達が大人になる頃には宇宙がもっと身近なものになるのかな。

旅行記、まだ続きます。