一人旅








三重往復、父子旅行で使ってもまだ余っている青春18切符。恐るべし。平日に有休をとっただんなさんが、子供達のことは気にしなくていいから、一人旅行ってこれば?と。何てお優しい言葉!図々しい私はいいよ~と謙遜することなく、お言葉に甘えて一人旅レッツゴー。おしゃれな自由が丘でカフェとか雑貨の買い物、それとも温泉?とかいろいろ考えたんだけど、鉄男だんなさん下記の所持本を見て、どちらの著者も、最終デスティネーションがここだったので、ここに決めました。
時刻表2万キロ (角川文庫 (5904))
女子と鉄道 (光文社文庫)

行き先は、わたらせ鉄道に乗って、足尾銅山。あまりにノスタルジックで、寂しくて、侘しくて、これぞ電車の旅!哀愁漂っていて、何度も、道中に、おばちゃんから一人?大丈夫?と声をかけられました。寂しく一人ではなくて、あえて一人なの!ビバ、おひとり様。一人の静寂な時間を思う存分楽しみました。子供産んでから、一人の時間のありがたさ貴重さをしみじみ実感します。

私は殆ど電車の中で何度も意識を喪失するタイプだけど、わたらせ鉄道での車窓は息を飲むほどきれいで、寝る暇もないぐらい、景色を見たり写真を撮るので忙しかった。今回群馬と栃木間の移動でしたが、身近にこんなきれいな場所があるんだなぁとうこと、日本の景色も繊細で、またアメリカとは違ったきれいさがあるなぁと思った。

道中で訪れた星野富弘美術館はとっても良かった。元気を沢山もらった。

今のままでいいとは思わないし、もっと向上して、前を歩いていきたいけど、あまりの自然の美しさに、今ある全てに感謝する気持ちでいっぱいになった。何が一番大切かも分かったような気がした。本当に良い旅でした。だんなさん、ありがとう!