ぼうじぼ

運動会で、我家に遊びに来てくれた母と一緒に、栃木県に古くから伝わる商売繁盛と豊作を祈る子供の伝統行事『ぼうじぼ』作りに初挑戦! 『ぼうじぼ』とは藁で作った鉄砲で、十五夜と十三夜の夜に「ぼうじぼ当たれ、三角畑にソバ当たれ!」と唄い、「ぼうじぼ」で地面を叩きます(害虫やもぐらを追い出す意)。子供達は近所を練り歩いて、各家でお小遣いやお菓子をもらえます。 お駄賃や沢山のお菓子をもらい子供達は大喜び。お歌を歌って、ぼうじぼをパンパン地面に叩いている子供の姿はこれまたほほえましくてかわいい。

しかし、このマニアックさといなか~っていう雰囲気、個人的に大好き。同じ町だけど、私達が住んでいるエリアと今回ぼうじぼを作ったエリアの雰囲気が全く違う。私達が住んでいる区域は県外から来ている人達も多くてあまり田舎っぽさを感じないけど、こういう田舎ならではの温かさや伝統行事を大切にするところ、地域の人達と子供が積極的に交流したり密な関わりをすることって大事だなぁと思う。

この行事は、十五夜と十三夜に行うらしいのですが、実は、また今月末の十三夜にも開催する予定で、また参加することに!ちょうどその時期に、ラオスとフィリピンから青年二人が我家にホームステイしに来るので、彼女達と一緒にぼうじぼ作り、二度めの挑戦します!また写真アップします。