卒園式








息子、無事に卒園しました。卒園は感動ものと聞いていたけど、何でかそこまで泣けなかった。ちょっとうるうるきたくらいかな。卒園委員で気が張っていて、そこまで感情移入できなかったからかな。感動したというより、無事卒園できたこと、自分の任務が終わったことに、ホッとしたというのが正直な感想。

日本に本帰国して、年中の終わりから途中入園して、毎朝、くすんくすん泣いている息子を幼稚園において、後ろ髪を引かれながら、道中、私も涙をこぼしながら、自転車をおもいっきりこいで帰った日のことが懐かしい。その時が一番辛かった。

そのことを考えると、本当に息子はよく頑張ったと思う。とっても成長したと思う。

娘と違って、息子は幼稚園で何をしたのかあまり話してくれなかったし、先生にもいまいち心をひらいていなかった気がする(それは、年長にかぎらず、年中の時も、アメリカでの幼稚園でも一緒)。娘は幼稚園も友達も先生も大好き。先生を独占する勢いで、先生になついているし、聞いてないのに幼稚園のことをベラベラ話してくれる。幼稚園が息子にとってどんなところだったのか、どれほど彼に影響を与えたか分からないけど、彼にとってはこの幼稚園に通わせて良かったと思う。

手とり足とりサポートしてくれる超温室な幼稚園を卒園して、これからはシビアな小学校。いろんな人に言われるけど、小学校は本当にいろんなことがあるんだろうなぁ。親も覚悟を決めて、陰ながら見守って、新しい学校生活を楽しんでもらいたいな。